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平板な画づくりにして、絵画的にする効果。『白雪姫』みたいな話だけど、こっちはラストにヤマ場をちゃんと作ってある。イバラが繁茂していくあたり、逃げ出すときの危機一髪の感じ。『白雪姫』の、初めてのものに挑戦している緊張がない代わりに、定型ができている安定がある。妖精たちの飛翔感。一番の見せ場は、誕生日の魔法のイロイロかな。卵たちが自分で動いて料理の本を読んだりしているのがおかしい。縫い物の、生地や糸の動き、これが美しい。そして糸車ってのが「運命的」なのよね。そのあと眠りにつかせるシーンがまたスペクタクル的見せ場。堀脇の灯も順に消していくの。
【なんのかんの】さん [映画館(吹替)] 7点(2011-06-01 13:55:54)
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