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インデペンデンス・デイ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 インデペンデンス・デイ
製作国
上映時間145分
劇場公開日 1996-12-07
ジャンルアクション,サスペンス,SF,シリーズもの,パニックもの
レビュー情報
出だしは無駄がなくていい。何やら巨大なものが覆ってくる感じ。SFとしては、このまま停まってじっとこちらを観察してるみたいなほうが面白いのだけれど、ハリウッドではそうもいかないのか、攻撃してくる。ここで得体の知れなかった対象物が、単なる“敵”にしぼんでしまう。さらにそのエイリアン姿を見せて、さらにさらにしぼむ。「相手が分かる」ということは、実に興を削ぐ。実際問題、月の四分の一の体積物があんなところにあったら、重力に変調が起こるのではないだろうか、それともよっぽど軽い物質でできているのか。人類の滅亡かという大きなストーリーと、主人公の身辺の世話物的なストーリーとだけがあって、中間部分がない単純さの上に、「共通の敵がいればすべての民族が仲良くなれる」という単純なメッセージが堂々と語れる。アメリカのある種の単純さは嫌いじゃないし美点だと思うことも多いんだけど、ここまでくるとちょっとなあ。かつての『宇宙戦争』でのウィルスを思い出させるコンピューターウィルスが登場するのは、ユーモアなのか先人への敬意なのか。アメリカ映画のUFOのマザーシップ内部は、独特の宗教的空間になっているのが特徴で、あの国が根深く宗教の国であることを確認させてくれる。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2009-04-10 12:08:39)
その他情報
作品のレビュー数 575件
作品の平均点 5.54点
作品の点数分布
0183.13%
1264.52%
2274.70%
3529.04%
46511.30%
58314.43%
67913.74%
79316.17%
87513.04%
9234.00%
10345.91%
作品の標準偏差 2.49
このレビューの偏差値 50.75
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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