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屋根裏の散歩者(1992) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 屋根裏の散歩者(1992)
製作国
上映時間74分
ジャンルドラマ,サスペンス,ミステリー,小説の映画化,エロティック
レビュー情報
古びた鏡の上を這っていくデンデンムシ。プリズムの光の反射する廊下。ものうげに流れるタイスの瞑想曲。それぞれの部屋の痴態はそれぞれの部屋で閉じていなければならないはずで、裸で廊下に出てきたりしてはいけない。これはいわゆる「愉快犯」のハシリですな。殺したい積極的な意志があるわけではなく、殺せる状況を確認したいという感じで、スーパーの飲み物に毒物を入れたりするアレと同じ動機。見るだけでなく、関わることもできることを確認したい天井裏の男。斜めの構図は無理して入れてる。窮屈感ってことか、普通使われる不安感とはちょっと違う。昔のこの人の構図の凝りようは、それなりの納得に通じるものがあったが、このころはもうそれが自己目的化しているようで、味わいとしては薄い。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 5点(2011-02-01 09:54:45)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 5.50点
作品の点数分布
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3321.43%
417.14%
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6214.29%
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817.14%
917.14%
1017.14%
作品の標準偏差 2.10
このレビューの偏差値 48.86
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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