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奇跡の海 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 奇跡の海
製作国デンマーク,スウェーデン,仏,オランダ,ノルウェー,アイスランド
上映時間158分
劇場公開日 1997-04-12
ジャンルドラマ,ラブストーリー
レビュー情報
《ネタバレ》 タイトルも手持ちのカメラで撮る徹底ぶり。このドキュメンタリータッチが、ラストの感動を嘘っぽくさせないのに成功してたのだろうが、長時間手持ちでやられると生理的につらく、船酔い状態になるのは何か考えてほしい。この人の初期の映画では珍しく催眠術が出てこない。でも主人公ベスが、この世とこの世ならぬとことの境界にいるような人で、神との対話を一人で繰り返しているのなぞ、一種の催眠術であろう。神を中継して人を愛する、ってのが向こうの考え方なんだろうなあ、一番こっちには分かりにくいところ。愛の証を見せなければならない相手としての神。そして試練という考え方。夫の懇願によって為されるふしだらの判断は神まかせになる、生け贄という考え方にも通じていく。フロイド学派ならなんか説明してしまいそうだけど、あちらの神の話になると、根本のところの分からなさばかりが際立ってしまう、とりわけデンマークの映画では。章の境にはいる絵葉書カットが実に美しいが、こういう美には溺れない映画にしようとした監督なのであった。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-19 12:17:24)
その他情報
作品のレビュー数 100件
作品の平均点 6.38点
作品の点数分布
033.00%
133.00%
233.00%
377.00%
499.00%
577.00%
61414.00%
71616.00%
81212.00%
91515.00%
101111.00%
作品の標準偏差 2.64
このレビューの偏差値 50.89
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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