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殺しの烙印 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 殺しの烙印
製作国
上映時間91分
劇場公開日 1967-06-15
ジャンルアクション,ドラマ,シリーズもの,モノクロ映画,犯罪もの,ハードボイルド
レビュー情報
正直言って、日活首脳部の気持ちもちょっと分かるな。どの程度までギャグとして見ていいかわかんないから困っちゃうとこあんのよね。水道管のシーン。飯の匂いを嗅ぐ、ってのもそういうとこあるし。ライター広告からの狙撃はマジでしょ。アドバルーンは△ね。南原君と二人の対決シークエンスなんか、荷物に腕組んでドアに立つなんてとこは生き生きしてんの。迷いなく純粋にいいなと思ったとこは、波止場のシーンで撃たれた相手が落ちて縄に引っかかるところ。蝶だらけの部屋とか、8ミリ映像との会話とか、変に凝ったとこはかえって軽く見えてしまった。といってこの監督は「変に凝る」ところをみな楽しみに観てるんだから、気分が合わなかったってことかもしれない。この人の映画は、観るときの気分が大事なんだ。だいたい様式的なものってのはみなそう。たとえばミュージカル観て、なんでこいつら急に踊り出すんだ、なんて気分になったら、即、中止したほうがいい。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2011-02-14 09:43:32)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 6.39点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
2313.04%
300.00%
428.70%
528.70%
6313.04%
7521.74%
8417.39%
928.70%
1028.70%
作品の標準偏差 2.34
このレビューの偏差値 49.28
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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