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蒲田行進曲 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 蒲田行進曲
製作国
上映時間109分
劇場公開日 1982-10-09
ジャンルドラマ,コメディ,ロマンス,小説の映画化,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
田舎へ帰ったときの駅での歓迎、階段のブラスバンドと橋のバトンガールが良かった。こういう大袈裟な馬鹿馬鹿しさが本筋だと思うんだけど、映画は笑いだか本気だか分からない部分が多くて困ってしまう。ヤスが階段を這い登っていくところなど、音楽のタッチからいくとマジでやってるんじゃないか、とも思えてしまう。そういう変に詠嘆調が混じるところがキズ。小夏が前面に出たぶん、男二人の奇妙な関係が分かりづらくなってしまったよう。階段落ちの前日ヤスが暴れるのは、もっと銀ちゃんの影が濃くさしているはずなんだけど、それが出てなかった。それまでのヤスと連続してくれない。小夏が前に出て良くなったところは、銀ちゃんがよりを戻そうと誘うシーンの哀切さね。あそこはホロッとさせる。未練たっぷりなのにシャレねばならぬ男の背中。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2012-08-24 09:51:34)
その他情報
作品のレビュー数 134件
作品の平均点 7.59点
作品の点数分布
010.75%
110.75%
200.00%
342.99%
410.75%
542.99%
61410.45%
72518.66%
84936.57%
92115.67%
101410.45%
作品の標準偏差 1.73
このレビューの偏差値 48.03
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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