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ハイヒール(1991) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハイヒール(1991)
製作国スペイン
劇場公開日 1992-12-12
ジャンルドラマ,サスペンス
レビュー情報
《ネタバレ》 ちょっとした人物の絡みが、どんどん人の関係を広げていってしまう横滑りの感覚が面白い。手話通訳の女性が容疑者として三人目に並んで座ってたり。一番のギャグは手話通訳で犯罪自白を表現するとこね。グレートマザーに敗北し、吸収されていく娘の話ととればいいのか。なにやってもかなわない。自分の罪まで吸い取られていってしまう、って。母が見てると思うと緊張して笑ったりしてしまう(ニュースの時)、なんてのもあった。でもそう決めちゃうと、その向こうで監督が「わーい、引っかかった引っかかった」って笑ってるような気もして落ち着かない。もう一ひねりあるようなオレンジ色の世界。とりわけブルーを背景にしていると、あの色は不気味なんです。オカマの歌に合わせて客たちが身振りをするとこなんかも実にヘン。キャスティングにビビ・アンデルソンの名が出てたが、どこにいたんだ。まさか判事の老母? 『秋のソナタ』への言及もあったなあ。母と娘の葛藤の映画ということで。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2012-01-13 10:31:48)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 6.11点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.73
このレビューの偏差値 52.98
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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