タイトル名	エイリアン２
製作国	米,英
上映時間	137分
劇場公開日	1986-08-09
ジャンル	アクション,ホラー,サスペンス,ＳＦ,アドベンチャー,シリーズもの,モンスター映画

《ネタバレ》　エイリアンを先住民インディアンなり共産主義者なりに見立てると、ハナモチならないアメリカ映画の伝統につながるんだけど、己れの悪夢を克服するために再び現実と戦う勇気の物語と見ると、アメリカ映画の最良の伝統を受け継いでいることになる。だからいいのはヒロイン像。重火器の構えがいい。今までだと武器を持つ人物は、もっぱら前屈みになったもんだけど、重さで後ろに身を反らす感じになる。前屈みのほうが戦闘的な気分は出るが、身を反らすと堂々として頼もしい。それが女性ってことで、新しい味わいが出た(2012年再見。ここらへん記憶の中でリプリーと海兵隊のオネエチャンとが混ざってたな。あのオネエチャンの構えが本作で一番印象に残っている）。活劇としては、天井からエイリアンが近づいてくるあたりドキドキさせたが、考えてみればちょっと対策が不備すぎる気もする。エレベーターで追いかけてくるってのも、なんだかなあ。細かいところはけっこう気をつかってるんだよね、冬眠から覚めたあとの床の冷たさとか。

作品のレビュー数	302件
作品の平均点	7.84点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 5 1.66％ 4 5 1.66％ 5 17 5.63％ 6 24 7.95％ 7 50 16.56％ 8 98 32.45％ 9 60 19.87％ 10 43 14.24％
作品の標準偏差	1.55
このレビューの偏差値	46.51 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値