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靴みがき のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 靴みがき
製作国
上映時間91分
劇場公開日 1950-03-21
ジャンルドラマ,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 貧者の犯罪、「社会が悪いんだ」という告発が目新しかった戦後という時代。次作の『自転車泥棒』に比べるとまだ切迫さはないが、こちらは友情が大人の思いによって引き離されていく痛々しさがある。よく作られている。ベルトでぶたれていると思い込まされて、友情のために白状してしまうことが、逆に裏切りとされ、密告される。そのときの本当のベルトの痛みを、ラストで与えようとして殺してしまう、というシーソー。最初は何の契約書も交わさずに合同出資するほどの信頼だったのが、裏返されていくにつれ、より強くなる面とより憎む面とに増幅していってしまう。脇が充実しており、ワルの奴、間を取り持とうとする奴、肺病持ちでフィルムの海に感動したあと踏み殺されてしまう奴、などいい。家族愛とそれが他者に対して残酷になるところもしっかり描かれる(長男をかばうためにはみなしごを主犯にしなければならぬ)。馬は何かの象徴と決め付けないほうがいいのかもしれない。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2012-10-29 09:58:38)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 6.89点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.59
このレビューの偏差値 50.44
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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