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安城家の舞踏会 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 安城家の舞踏会
製作国
上映時間89分
劇場公開日 1947-09-27
ジャンルドラマ,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 『暖流』のころからモダンな監督だったが、これはもう思いっきりバタ臭く作っている。原節子の背中からスタートして、タバコのわっかの煙から森雅之に移ったり、女中がズンとピアノの上に座り込むショックなんかも効いている。ラストのピストルが滑ってってビール瓶に当たるとこなんかも。きっと「やりすぎ」なんだろうが、その「やりすぎ」に、これからは日本映画はこういうタッチになっていくんだ、というような気負いが感じられ、それなりに時代の気分の記録として味わえる(ドラマとしては型通りで、その時代の中に今いるという切実感がもひとつ感じられなかった)。それぞれの思惑が進行していって、結果すべての人のもとに明るい朝日が差し込むの。神田隆だったか「あっしは働いて働いてかせいだんでがすよ」と言うあたりは、そうだねえ、と思った。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2011-08-04 12:15:48)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 6.93点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.06
このレビューの偏差値 50.59
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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