Menu
 > 作品
 > リ行
 > 掠奪された七人の花嫁
 > なんのかんのさんのレビュー
掠奪された七人の花嫁 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 掠奪された七人の花嫁
製作国
上映時間102分
劇場公開日 1954-10-06
ジャンルコメディ,アドベンチャー,ウエスタン,ミュージカル,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
祭りの日の娘を獲りっこするダンスシーンの素晴らしさ。虹の七色のスカートがふわっとするのも美しい。動き続けること。奪い合うというモチーフを、様式化させ、しかも止まらず動き続ける。そのあとの斧の音を入れたナンバーも印象的。ミュージカルではどういうときに歌うかというと、モノローグ、会話、などあるけど、説教するようなのもあってそれも面白く、なかなか「こういうときになると歌う」と定式化できない(『雨に唄えば』では発音教室の早口言葉の練習から踊りだし、あれには興奮させられた)。歌いだす瞬間・踊りだす瞬間のときめきにこそ映画の秘密があるように思える。冒頭の無骨さを大袈裟にやるところもいい。大袈裟ってことと様式ってことが関係していよう。大袈裟・様式を通して、日常を離れた高みに上っていくこと、それがミュージカルか。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2013-02-23 10:14:48)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 6.46点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
317.69%
400.00%
517.69%
6538.46%
7323.08%
8215.38%
917.69%
1000.00%
作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 57.34
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
掠奪された七人の花嫁のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS