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卍(1983) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 卍(1983)
製作国
劇場公開日 1983-02-12
ジャンルドラマ,同性愛もの,小説の映画化
レビュー情報
作者の狙いどころが分からない。ユーモアと滑稽がまぜこぜになっている。原田芳雄を三枚目にしてユーモアを出すのはいいけど、女二人のやりとりはときに滑稽で、ありゃユーモアじゃないよ。切実さが今ひとつ分からないんだ。ラストの査問ごっこを見ると、理解しあえない、ってところが中心テーマのようだが、だとするとその前の女二人の関係がもっと納得できるようであってほしかった。滑稽に見えてしまうところがあるってのは、嘘っぽいってことで、つまり映画としての切実さに欠けてるってこと。海に向かって広角レンズで砂を投げるとこなんか図としてはいいんだけど、流れのなかで見ると薄っぺらく感じられる。難しいね、映画における充実って。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 5点(2012-08-18 09:20:11)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 3.86点
作品の点数分布
000.00%
1114.29%
200.00%
3342.86%
400.00%
5114.29%
6228.57%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.73
このレビューの偏差値 53.84
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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