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大列車強盗(1903) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 大列車強盗(1903)
製作国
上映時間11分
ジャンルアクション,サイレント,ウエスタン,モノクロ映画,犯罪もの,ショート(短編映画)
レビュー情報
私が観たのはフィルムに着色がされてるので、ピストルを撃つと赤い煙が立つの。縛られている駅舎の人のところに入ってくる真赤な少女の服、とか。駅舎の窓にワッと入ってくる汽車の勢いなんて、当時の観客はもっと驚いただろう。またそれを狙ってもいたか。逃げようとして撃たれる一人は、走る列車の上からの視点。映画の初めにおいて列車と犯罪が描かれたことが後の映画史の方向付けをしたのか、どう始めてもいつかは列車と犯罪にたどり着いたのか。ダンスに興じている人のもとに届く知らせ。追跡。走りながらの射撃。銃撃戦。なにか一通りの原型が「普遍的無意識」に乗ったように・まるでフィルムにもともと潜んでいたものが解きほぐされていくように、撮影者の個性を感じさせずに演出されていく。と思っていると最後スクリーン越しに観客に発砲するギャング、おお「意識的な演出」ってのもここに発生しているのだ。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2011-10-09 10:07:07)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 6.29点
作品の点数分布
000.00%
115.88%
200.00%
315.88%
415.88%
5423.53%
6317.65%
715.88%
8211.76%
9211.76%
10211.76%
作品の標準偏差 2.42
このレビューの偏差値 49.50
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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