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遠雷(1981) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 遠雷(1981)
製作国
上映時間135分
劇場公開日 1981-10-24
ジャンルドラマ,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
農協の場で現われかける問題、農政批判を、「土着の力強さ」というようなことでねじ伏せてしまった感がなくもないのだが、主人公のタイプの新鮮さに希望を託しているのだろう。フワフワしているような、しっかりしているような、その柔軟性。今までの映画の類型だと、「フワフワ」は完全にグレちゃってチンピラになってしまい、「しっかり」のほうは“なんとか青年団”的にコチコチになってしまう。その二つのタイプを止揚してるというか、とにかく一人格のなかに同居させている。そこに希望の可能性を信じようとしている。昔も今も、農が基本だとか何とか言いながら、映画はもっぱら都会を中心に描いてきて、農業を描くとなると社会派的な主張があるものだけに限られてきた感がある。そういった流れの中で、本作はなんらかの主張より前に存在するナマの「農家の青年」というものを見せてくれた。後半が面白かった。選挙及び選挙違反などに、こんなもんだろうなあ、というリアリティがあったし、ビンで鯉を獲る工夫や、七尾伶子と原泉の愚痴の言い合いも楽しい。ただ時々若き永島君が、陰にこもったヤラシー目つきするのはいただけなかった。もっとあっけらかんとしてほしいところ。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2009-12-25 12:02:21)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 6.67点
作品の点数分布
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6316.67%
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8527.78%
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作品の標準偏差 1.11
このレビューの偏差値 52.73
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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