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また逢う日まで のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 また逢う日まで
製作国
上映時間111分
劇場公開日 1950-03-21
ジャンルドラマ,ラブストーリー,戦争もの,モノクロ映画
レビュー情報
主人公をナイーブな学生にしたのはきわどいところで、下手すると嫌なヤツになっちゃうのだが、学生仲間などを丁寧に描いていたから良かったんだろう。大事なことは何一つしゃべり合えない仲間たち。軍人になった次兄ともう一度昔のように語り合えたら、なんてのも、この主人公像のおかげで不自然でない。ナイーブな作品に登場人物を合わせてしまったわけだ。「弟的」なるものを見る目で主人公を眺めるわけ。しかし無邪気さがそのまま戦争の対極にあったかって言うとそうでもなく、無邪気さは戦争協力に使われていた部分もあったと思う。でも少なくとも軍隊的なものとは相容れなかったことは確かだ。この作品としてのナイーブさは現代では通用しないだろうなあ。こっちが照れてしまう。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2009-09-26 11:50:33)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.47
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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