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ロシア・ハウス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ロシア・ハウス
製作国
上映時間123分
劇場公開日 1991-05-25
ジャンルドラマ,サスペンス,ロマンス,スパイもの
レビュー情報
ソ連がらみのスパイものだがKGBが悪役でなく、西側の情報局がもっぱら悪役という珍品。ソ連のひんやりとした街のたたずまいが美しい。たまたまなのか狙ったのか、それともいつもこうなのか、ほとんど曇天で、リスボンと対照される。あとダンテ役のクラウス・マリア・ブランダウアー、臭みギリギリのところもあるんだけど、うつろな感じがいい。でもスパイサスペンス映画としてはもっと単純なほうが好きだな。イスラム過激派という次代の悪役が登場するまでの過渡期の手探り状態を映画史的に確認することは出来る。S・コネリーがCIAの尋問に対しておちょくるあたり楽しい。M・ファイファーがレニングラード攻防戦の説明をしているときに、コネリーがアイラヴユーと言いつつ寄っていき、彼女が無視して説明し続けるところとか。ジェリー・ゴールドスミスのひんやりとしたジャズっぽい音楽はいい。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 5点(2013-09-02 10:00:01)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 4.75点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 2.17
このレビューの偏差値 50.53
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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