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白い恐怖(1945) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 白い恐怖(1945)
製作国
上映時間111分
劇場公開日 1951-11-02
ジャンルドラマ,サスペンス,医学もの,モノクロ映画,ミステリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
G・ペックがひげ剃ろうとするクリームのドロッとした白を見せるとこから次々に白が襲ってきて、教授がミルクをとりにいくシーンを経て、ついにカメラがコップのミルクにふさがれるまで、ここはもうまさにヒッチコックでしたなあ。具体性ということか。テーブルクロスの筋のように、恐怖の対象が極めて具体的にそこにあるの。なんでもないはずのものが、ヒッチに指摘されることによって恐怖の対象になる。彼と深層心理学って、何か結びつかない気がしない? ヒッチの明晰さと、心理学の晦渋さ・曖昧さ。はっきり指させる恐怖と、どうとでも言いつくろえそうな解釈の世界。それが補い合ってるから面白いのかな? 私が観たフィルムの字幕は、後ろの画面が白いとほとんど読めなくて(昔はこういうの多かったんです)、白の恐怖であった。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-11 10:26:20)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 44件
作品の平均点 6.43点
作品の点数分布
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200.00%
312.27%
412.27%
5715.91%
61329.55%
71534.09%
8613.64%
900.00%
1012.27%
作品の標準偏差 1.23
このレビューの偏差値 53.74
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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