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晴れ、ときどき殺人 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 晴れ、ときどき殺人
製作国
上映時間98分
劇場公開日 1984-05-26
ジャンルサスペンス,ミステリー,青春もの,アイドルもの,小説の映画化
レビュー情報
劇の中でのクシャミってのは、ベテラン俳優でも不自然になってしまうものだが、本作での太川陽介君は良かった。あんまり自然なんで撮影中うっかり出てしまったのをそのままリアリズムっぽいので取り入れたのかと思ったら、だんだん風邪ひいていく設定になってて、演技だったのかと思い直した。役者を侮ってはいけない。意外な役者が意外な場面で光ることがある。で本作、浅香光代が死ぬまではどうなることかと心配だった。いや死んだ後も渡辺典子嬢が踊ってたりするところは、かなりヤバかった。いいのは探偵殺しのシーンの長回し、いちいちの人物のまわりをぐるっと回り、こいつはいる、こいつもいる、と点検してる感じで、観客は次第に、こりゃあの部屋で何かが起こってるぞ、って気になってくる。理にかなった長回し。全体、刑事が笑わせた。警察手帳を見せるとこ、額縁を傾けるとこ、犯人逮捕のとき「最初から分かってたんだ」と言うとこ、など。刑事の九十九一(つくもはじめ)って、でんでんなんかと同じころ芸人の勝ち抜き番組に出てて、とても面白かった記憶がある。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2013-07-04 09:28:16)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 5.00点
作品の点数分布
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100.00%
217.14%
3428.57%
400.00%
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6321.43%
700.00%
817.14%
900.00%
1017.14%
作品の標準偏差 2.10
このレビューの偏差値 52.26
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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