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《ネタバレ》 驚くほど新味のないフィルムだが、そのために基本線は守れた。これだけデクノボーの主人公でも、退屈はさせない。研究所のシークレット気分てのがけっこう好きで、最高機密とか言うと、そうか、と思ってドキドキする。細い光の帯が人体を縦に切るように光ったりして。そして主人公の乗った列車が動きだし、悪漢に支配され、引込線に入っていくの。広州市の人たちは災難でしたなあ、国が化学兵器作ってたから死んでも仕方がない、って言うんなら、同じことをワシントンでも描けるの? などと思ってしまう。なぜ映画は列車が好きなのか。車窓がスクリーンに似てるからか、移動しているような固定しているようなとこでアクションにメリハリが出るからか。ラスト、列車を駆け上がっていってヘリのはしごに飛びつくのは、笑っちゃいけないとこなんでしょうね。
【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-10-09 11:57:17)
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