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一作目が面白かったのは、閉じ込められた人間が立方体から脱出するという単純明快なストーリーであったから。当時では珍しいワンシチュエーションという作品のアイデアが秀逸だった事。そしてそこに必然性がなかったからである。
別に真相など解明されなくともいいではないか。 そういう不条理さ加減や理解できない世界だからこそ感じる恐怖が、映画の面白さだと私は思う。最近は特に、シリーズ化されると「ビギンズ」やら「ゼロ」といった具合にやたら過去に戻りたがる傾向が顕著ですよね。そういう場合大抵ろくでもない理由だったりするとってつけたような場合が多いから尚更である。せっかくの名作が迷作シリーズ扱いされてしまうのも一作目のファンとしてはとても不愉快なのだ。個人的にはなかったことにしたシリーズである。 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 2点(2011-10-25 22:02:38)
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