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《ネタバレ》 幼少の頃、ワクワクして憧れて観ていたウルトラマン。
正義の味方が怪獣を倒し地球を守る。 そこに理由なんてものは考えなかったなぁ。 今作は、ハリウッド的に例えるならウルトラマン・ビギニング。 子供から大人に、或いは視聴者から製作する側になった視点から、同様に育った世代に向けて、 そして、昔の作品にオマージュを込めて庵野さんが描きたかった物語を書いたように思えます。 机上の論理でデスク業務が中心となる流れは、現代の日本政治の揶揄でしょうか。 国益重視も大事ですが、抜本的な問題を見抜き解決の糸口を見つけなければ過去の過ちを繰り返すだけ、 今のウクライナ情勢とシンクロする部分もありますね。 今時の平成、令和ウルトラマンで育った世代にはこのウルトラマンがどう写ったのか興味深い点も ありますが、まぁ無粋な話は抜きに私は純粋に楽しめました。 【シネマブルク】さん [映画館(邦画)] 8点(2022-05-22 20:30:14)(良:1票)
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