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一命 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 一命
製作国
上映時間126分
劇場公開日 2011-10-15
ジャンルドラマ,時代劇,リメイク,小説の映画化,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》 原作既読。元々は武士の建前に拘る半四郎の頑固さのせいで、むざむざと娘婿を死なせてしまった。捨て身の懺悔のお話だったように思えます。(読む人の感じ方ひとつなのでしょうが)半四郎の懺悔を通じて、武士の建前の虚しさを描いていたようでした。ところがこの映画だとそういう部分よりも、貧乏でも慎ましく生きてきた下流の人々を表に出しすぎたせいで、どうにも押しつけがましい人情話になってしまいました。貧乏だけども、武士の建前を捨てられない半四郎の頑固さを描けていない時点で、この映画は失敗したも同然です。最後の竹光でばったばったと相手方の武士を倒していくのは興ざめ。テーマを踏みにじっているように感じられました。井伊家の判断、竹光で腹を切らせたのはやり過ぎですが、狂言切腹に対する対応は映画通りがベストかと思われます。礼を尽くし腹を切らせたうえで、切腹後に情状を汲んで遺族に3両を渡しているのですから。
kirieさん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2015-09-09 11:22:02)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 6.57点
作品の点数分布
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427.14%
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6414.29%
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927.14%
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作品の標準偏差 1.40
このレビューの偏差値 41.98
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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