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《ネタバレ》 話の枠組みはスーパーマン VS レックス・ルーサーであるのに、バットマン(とワンダーウーマン)を絡ませることでしっちゃかめっちゃかになってしまった残念な映画でした。バットマンが主体でウダウダウジウジと話が進んでいく(特に映画開始からの90分間)ので割を食ったのが本来メインであるはずのスーパーマン側。描写が薄く、完全に脇になってしまった影の薄いスーパーマンと、何がしたいのかさっぱり解らないレックス・ルーサー(メタ・ヒューマン-異能力者を目の敵にしているのは解りますが、周辺事情が描かれていないので良く解らないキャラクターになってしまいました)。一応伏線はあっても、無理に詰め込んだ感が否めないワンダーウーマン。90分を過ぎて、話の本来の枠組みであるスーパーマンVSレックス・ルーサーに話が戻っても、それまでのスーパーマン側の描写が薄すぎるので今更感が否めませんでした。この話の流れであれば、メタ・ヒューマンを敵視するレックス・ルーサーを主軸に据えて話を展開していった方が良かったような。もう少し筋がまとまっていればまだ見れたかもしれません。
【kirie】さん [映画館(字幕)] 4点(2016-04-06 18:30:31)
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