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第三の男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 第三の男
製作国
上映時間105分
劇場公開日 1952-09-03
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,ミステリー,ハードボイルド
レビュー情報
《ネタバレ》 この映画は今までTVで何度か見たのだが、イマイチぴんとこなかった。東宝の午前十時の映画会という企画で初めてスクリーンで見て、この素晴らしさがやっと分った。とく、この映画は光と影の構図だと言われるがスクリーンで見るとまさにそうだ。この場でも午前十時の映画会という好企画に感謝したい。
ところで、ラストシーンの最初の予定ではジョセフ・コットンとヒロインの女性が抱き合う予定だったらしいが、現場でプロデューサーのデヴィッド・O・セルズニックが現場で素通りさせろと監督に命令して今のシーンになったらしい。・セルズニックは名プロデューサーでありながら監督になにかと注文をつけ、映画監督からは評判悪かったらしいが、このラストがセルズニックが変更させた場面で無かったら、これほど永遠に残る名作になったかどうか難しい問題だ。プロデューサーが映画史上最高のラストシーンを生んだというのも何とも皮肉だ。
rosebudさん [映画館(字幕)] 9点(2013-05-03 10:38:45)
その他情報
作品のレビュー数 182件
作品の平均点 7.53点
作品の点数分布
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63318.13%
73519.23%
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102915.93%
作品の標準偏差 1.74
このレビューの偏差値 54.86
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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