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《ネタバレ》 超々超大作!戦争の凄惨さを見事に描いた作品だと思う。
少女の赤い洋服にアクセントが置かれていて、シンドラーはその少女を再度目にする。 蝋燭の灯りもそうだけど、そのアクセントの置き方に監督の並外れたセンスを感じた。 とにかくその少女の存在感は神秘的な妖精のようで、戦争はその少女の命まで奪ってしまうのか!という怒りというか悲しみがこみ上げてきた。 少女はメッセージだったのだと思う。少女は言葉では語られることは無いが、 戦場に咲く小さな「花」のような存在(その小さな命がそこで一生懸命に生き延びようとしたメッセージ)。 アウシュビッツ収容所の煙突から煙が出ている場面は観ていてとても不安な気持ちになった。そこに連れて行かれる人たちに恐怖に怯えた表情がとても印象的だった。 シンドラーは偉大だったと思う。それでも「もっと救えたのに、、、」と嘆く。 あと10人、あと2人救えたのに、、、と泣き崩れるその想い。 (自分が11000人も救った!とは言っていない) 12000人を超えるユダヤ人を救ったとあるが(凄い)、 実際に惨殺された人数は60000人以上(たぶん)だとか、、、戦争の凄惨さはとても想像すらできないほど恐ろしく酷く悲しいものだったのだろう、と無知な僕でさえ思う。 最後にシンドラーの墓を見たときには、とても悲しい気分になった。 物語の最後にお墓をもってこられると淋しくなります。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-12-23 05:50:03)(良:1票)
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