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ネバーエンディング・ストーリー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ネバーエンディング・ストーリー
製作国西独,米
上映時間95分
劇場公開日 1985-03-16
ジャンルアドベンチャー,ファンタジー,シリーズもの,ファミリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 とても素晴らしい作品。
この作品には「夢」があります(え、ウソっぽい?いいじゃないですか)。
子供の頃見た時には永遠の広さを感じました。世界が広すぎて怖かったんです。
誰もいない校舎の雰囲気がとても怖かったです。
みんな算数のテストみたいなのをしていて、自分だけ違う状況にいるのがとても孤独に感じました。
そして、学校の倉庫がこれまた暗くて怪しくて、怖い反面とてもワクワクした記憶があります。
とにかく、あの学校の雰囲気がなんか変だったと思います。
  ファンタージェンの妖精や怪物のユニークなデザインもシュールで奇妙な感じが強く印象に残りました。
ファルコンの顔は幼い僕には印象的過ぎました。
旅の途中で「大いなる謎の門(?)」があり、そこにある二つの対になるスフィンクスがとても巨大感があって、
これまた幼少の僕にはとても怖かったのを覚えています。
旅の途中でアトレイユがお弁当を食べようとした時に、
本を読んでいる少年バスチアンが「グッドアイディアだ!僕もお腹ペコペコだ」みたいなことを言いながら、
パンを食べるところが面白くて大好きです。
いつも「なんでやネン!」と、心の中で微笑みながら突っ込みを入れてしまいます。
(そして僕もいつか画面の前で『僕もお腹ペコペコだ!』と言いながらパンを食べてみたいです、、、
そうするとネバーエンディングになりそうじゃないですか?)
アトレイユは、男の僕から見ても「絶世の美少年!」って感じで、なんかウットリしちゃいます。
彼はボロ布を纏っていて、胸がはだけているのってエロティックじゃないでしょうか?
彼はファンタジーの少年主人公の鏡です。
象牙の塔にいるお姫様はとても神秘的な美しさです。天使とか妖精とかそんな次元の美しさです。
まさにこれまたファンタジーのお姫様の鏡です。
昔の「SF」「ファンタジー」「ホラー」って、とても神秘的ですよね。
CGでは絶対に出せない感じがあるんです。CGで全てやってしまうと、簡単で嘘っぽくなってしまうと思います。 薄っぺらく狭くなるのです。
CGファンタジーなんてファ×クです。
この作品にはファンタジーの要素が沢山詰まっているように思います。
僕はこの作品をファンタジー映画の金字塔だと思っています。
ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 9点(2007-12-04 01:46:08)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 164件
作品の平均点 6.44点
作品の点数分布
021.22%
121.22%
210.61%
3127.32%
4106.10%
51810.98%
63420.73%
73118.90%
82716.46%
92112.80%
1063.66%
作品の標準偏差 2.06
このレビューの偏差値 56.03
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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