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ある戦慄 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ある戦慄
製作国
上映時間103分
劇場公開日 1968-05-25
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 未体験な戦慄を覚える
圧倒的なまでにトラウマな映画でした。
人々の腐った様を前半から見せられますが、
お腹がキリキリと痛むほど嫌な気分になります。
しかしこの"性格の悪さ"がよく人々の特徴をとらえていると思います。
これが病んだアメリカの肖像なんだと思いました。
ソリッドなモノクロ映像がなかなかいい感じです。
最初はイタいだけの人にも見える二人の迷惑者ですが、しかしだんだんと度を超えてこの二人が悪魔にしか見えなくなってきます。
隔離された特殊なシチュエーションの中で起こる
迷惑者二人によるある暴力はまさに異常でした。
その不条理さは観客の神経を逆立てます。
もしかするとファニーゲームの先駆けなのかもしれません。
人々の裏の表情をどんどん暴いていく面白さと、人々を追いつめていく緊迫感が素晴らしく、
社会派な感じもして面白かったです。
ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 8点(2014-03-06 00:53:40)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 7.44点
作品の点数分布
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7743.75%
8637.50%
9212.50%
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作品の標準偏差 1.12
このレビューの偏差値 54.51
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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