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《ネタバレ》 クローネンバーグの真骨頂ともいえそうなカルト映画。
主人公が危険なものに魅了され、やがて日常が侵されていく様が見事。 この不条理さと気味の悪さは他の映画ではないと思う。 独創的で奥深く、官能的でダーティーでもある。 この映画のテーマにもなっているが、この映画自体が”映像体験”といえる。 ビデオカセットの質感が強く出ているので、 ビデオカセットに慣れ親しんだことのない人にはそれがどう伝わるか分からない。 ビデオドロームは物語の中で生きているとしか思えず、 観賞者である自分もまたビデオドロームに侵されそうで怖い。 お腹の穴はモザイクをかけなくてもいいのかな。 クローネンバーグここ数年忘れてたけど、これみるとやっぱ天才だなと思う。 久々に「裸のランチ」も見てみたくなった。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-23 06:03:07)(良:1票)
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