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《ネタバレ》 昔のローマを懐かしみ、現代のローマに疑問を感じていても、それを受容し 最期までローマと共に生きたいというフェリーニの感情がひしひしと伝わってくる。皆で過ごす賑やかな食事風景が過去と現在を繋いでいるというのもなかなかにくい。
人物を崇拝しているのか身に着けた衣服を崇拝しているのか、巨匠だからこそ許されるのだろう教会への皮肉は強烈の一言。若者の行く末を案じているようなカットで映画は終わるが、フェリーニは現在のローマを見てどう感じるのだろうか。 【njld】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-11-28 17:44:02)
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