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処刑の部屋 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 処刑の部屋
製作国
上映時間96分
劇場公開日 1956-06-28
ジャンルドラマ,モノクロ映画,犯罪もの,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
市川崑のこの頃の作品は今観ると古臭さがぬぐえず、(多少時期はずれるものの)黒澤、小津、成瀬といった巨匠の作品に比べると、映画ファンのマスト映画とまでは言えない作品が多いように思う。この作品もストーリーや人物への感情移入、共感という点では物足りない。面白いと感じたのは、やはりよく言われる月並みな表現ですがスタイリッシュな映像の見事さ。手前で宮口精二夫妻が顔アップでやり取りしながら奥で小芝居をする川口浩のシーンであるとか、絵的に見とれてしまう。又役者では宮口精二が素晴らしいのはいつものことだが、川口浩の魅力が全快の作品だと思う。男の自分から見ても、かっこよさというかやんちゃなというか、素直にいいなーと思える良いキャラで、川口浩が何で人気があったのかを知りたいならこの作品を是非すすめたい。
Seanさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-12-27 16:26:41)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 4.83点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.77
このレビューの偏差値 53.72
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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