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女狙撃兵マリュートカ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 女狙撃兵マリュートカ
製作国ソ連
上映時間91分
ジャンルドラマ,戦争もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 よくある、捕虜にする側と捕虜となった側との、男女のロマンスを描いた内容だが、性別が逆で、捕虜にする側が女性で捕虜になる側が男性という設定である。

この二人がやがて恋に落ちるであろうことは容易に予想がつくが、その先があった・・・

組織に忠誠を尽くし、愛する男さえも自らの手で射殺。
“狙撃兵”として、最後まで己のポリシーを貫き通した。
だがそこには虚しさしか残らない。
愛が、この世で一番重いものだと、痛烈に訴えかけるラスト。

男女がお互いを愛し合っていたとしても、文化や思想を異にする場合、男女の仲というものは、一筋縄ではいかない。
お互いを愛し合っていることを、お互いは確かに感じているはずなのに、どうにもならない悲劇的な結末を迎えてしまう。
そういった、愛というもののもどかしさ、難しさを痛切に感じた。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-12-23 00:08:59)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 8.33点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.94
このレビューの偏差値 35.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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