タイトル名	TOMORROW　明日
製作国	日
上映時間	105分
劇場公開日	1988-08-13
ジャンル	ドラマ,戦争もの,歴史もの,小説の映画化

《ネタバレ》　ある理由があって、苦手の黒木和雄作品を観た。
これまた原爆映画で、全く面白味がない。
しかも、「明日」というのは、８月９日の長崎原爆投下の日をさしていて、その前日をひたすら静かに群像劇スタイル描く、という誠に趣味の悪い内容。

観ている者は誰しもが、この日の翌日に原爆が投下されて、全ての幸せが無になると解っていて観ているわけだが、全ての内容がそりゃあ虚しく感じられ、観ていて気色が悪くて仕方なかった。

描かれている内容がたとえどんなに不幸で陰惨なものであったとしても、例えばラストシーンで希望の光を感じる終り方を見せるような作品であれば、その作品は「良かった」と私は感じられる。
ところが、些細な幸せを描いて、ラストで原爆ボーンでは、観終えた後の気分が最悪である。
これは趣味の問題かもしれないが、私はこんな気色の悪い映画は二度と観たくない。

作品のレビュー数	13件
作品の平均点	6.00点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 1 7.69％ 3 1 7.69％ 4 2 15.38％ 5 2 15.38％ 6 1 7.69％ 7 1 7.69％ 8 3 23.08％ 9 2 15.38％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	2.25
このレビューの偏差値	42.12 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値