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リラの門 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 リラの門
製作国仏,伊
上映時間98分
劇場公開日 1957-10-06
ジャンルドラマ,モノクロ映画,犯罪もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ジュジュの憎めないロクデナシキャラが最高だ。
マリアのことを好きなのに、いつの間に恋の橋渡し役をやらされる。
モテない男あるあるだけに、気持ちがよく分かる。

ラストの銃声が聞こえるシーン。
ジュジュとバルビエが取っ組み合い、どちらが物陰から生きて出てくるかと思ったら、ジュジュだった。
ジュジュが対決に勝ったのだ。
これがこの物語の救いになっている。
これがもしバルビエに殺されて終わっていたら、ただの救いのない話になってしまうからね。

それでもなお、切ない話だよね。
好きなコが騙されていて金目当てで利用されていただなんて。
ジュジュとしてはやり切れない気分だわな。
自分が好きなコとはいえ、バルビエとどこかの遠方の地で幸せになってほしいと願っていただろうはずだから。

最後にこの映画のモノクロ画像について。
1950年代後半だけあって、シャープでとても美しい。
この時代ならではの自然なモノクロ画像にはうっとりさせられた。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 6点(2024-06-23 17:16:59)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.00
このレビューの偏差値 40.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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