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新・平家物語 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 新・平家物語
製作国
上映時間108分
劇場公開日 1955-09-21
ジャンルドラマ,時代劇,シリーズもの,歴史もの,小説の映画化
レビュー情報
溝口カラーがダメというより、むしろ溝口時代劇がダメと言いたいところだが、『元禄忠臣蔵』は結構良かっただけに、この中途半端な出来は謎だ。

市川雷蔵と溝口健二のコラボが観られるのは貴重で、これはこれで嬉しい。
ただ、現代劇でのこのコラボが観られたら、もっと良かっただろうに、と思うと少々残念ではある。

重厚なつくりで、なかなか溝口作品らしい品格のある作品だ。
武士の台頭直前を描いた内容も分かりやすく、好感が持てる。

現存する溝口作品33本目の鑑賞となり、残りは遺作の『赤線地帯』を残すのみ。
溝口作品群はどれも個性的で、特に重厚なオープニングに、その個性を見出すことができる。
あと1本。
そう思うと、達成感と共に寂しさもつのる。
にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-03-26 01:35:12)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 6.60点
作品の点数分布
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6630.00%
7735.00%
8315.00%
900.00%
1015.00%
作品の標準偏差 1.39
このレビューの偏差値 46.91
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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