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真空地帯 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 真空地帯
製作国
上映時間129分
劇場公開日 1952-12-15
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 戦時下における、軍隊の内幕をリアルに描いた作品。
軍隊内部ではイジメや暴力が日常茶飯事に行われており、むしろそれが内部では当たり前のこととされている。
上層部は物資を横流ししたり、人事を不当に行ったりと、こちらも腐敗し放題である。

そういった軍隊内部の内幕を、嫌というくらいにリアルに見せ付ける。
これが本当にリアル過ぎて辛すぎて、観ていて嫌になる。

作品の出来具合としては、文句のつけようがない。
時間の経過を忘れる程の力作である。

しかし、先に書いたように、観ていてどうも嫌になる。
気分が悪いままに二時間が経過するのだ。
「良い物観た」ではなく、「胸くそが悪い物を観た」。
観終えた後、そんな気分になってしまう。
そこがこの作品の良い所であり、悪い所でもある。

いずれにしても、本作が非凡な作品であろうことは間違いない。
久しぶりに凄い邦画を観た気がする。
にじばぶさん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-26 00:08:59)(良:3票)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 6.90点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 54.09
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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