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カッコーの巣の上で のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 カッコーの巣の上で
製作国
上映時間133分
劇場公開日 1976-04-03
ジャンルドラマ,医学もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ジャック・ニコルソンの演技が実に素晴らしい。
話としても、非常に面白い。

精神病院という閉鎖空間での出来事を、ヒューマン色豊かに、そして精神的に残酷なシーンを織り交ぜながら描き、観る者を虜にするゾクゾクワクワク感。

ジャック・ニコルソンが看護師長に襲いかかり首をしめ、看護師長が白目を剥いている時、私は残酷なシーンと思いながらも、「いや、ひと思いに絞め殺してしまえ」と思ってしまった。

ラストには、あれだけ人間味と野性味あふれたキャラだったジャック・ニコルソン演じる主人公が、ロボトミー手術(開頭手術)を施され、その人間性を永遠に封じ込められてしまうというショッキングなシーンが出てくる。
人間味と野性味あふれたキャラだっただけに、余計にショッキングなシーンである。
チーフという大男が自分の殻を破り、病院の外へ走り去っていくラストも味わい深い。

ヒューマンドラマとして、アメリカ映画史に残る傑作である。
にじばぶさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-10-13 00:28:59)
その他情報
作品のレビュー数 383件
作品の平均点 7.68点
作品の点数分布
020.52%
110.26%
251.31%
3123.13%
482.09%
5246.27%
6318.09%
76516.97%
88321.67%
98421.93%
106817.75%
作品の標準偏差 1.98
このレビューの偏差値 50.82
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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