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《ネタバレ》 恋に狂った男の顛末を描きつつ、汚職にまみれた現代社会をも風刺した作品。
今から見れば“現代人”という言葉の用い方が、逆にハッとさせられた。 お役人の汚職は、おそらく現在も陰で平然と行われているだろうし、無くなりはしない。 だけど、本作のように、問題提起することは大切だ。 利己的な人間が渦巻く現代社会において、信じられる物。 それは、本作で描かれた、「愛する人への一途な想い」だけなのかもしれない。 現代にも通ずる話で、決して色褪せない内容。 むしろ、腐りきった現代社会は、今も変わらず、進歩もしていないということか。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2016-08-10 00:42:29)
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