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銀座二十四帖 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 銀座二十四帖
製作国
上映時間117分
劇場公開日 1955-09-14
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 題名通り、銀座の町並みが沢山出てきて、それだけでも十分楽しめる。
開発中の有楽町駅前の映像には特にビックリ!
私がつい最近までごやっかいになっていたビルの敷地が更地ではないか!
しかも、当時更地ということは、今存在するビルの一つ前のビルが建築されている最中という、非常に興味の湧く貴重な映像を観ることができた。

出演陣でインパクトがあったのが北原三枝と安部徹。
北原三枝は、相変わらずの日本人離れした抜群のプロポーションを惜しげもなく披露。
露出度の高い服に、たわわな胸を強調した服を着ており、思わずスクリーンに目が釘付けになってしまった。
脚、特にふくらはぎが綺麗だし、この頃の北原三枝にはオーラがかった若さと勢いを感じる。

それと安部徹。
オカマっぽい画家を演じているが、これがなかなかの熱演!
すっかりオカマキャラをモノにしているところが凄い。
役者魂炸裂!といったところだろうか。

しかし個人的にやや苦手な三橋達也が主演をはっている点はマイナス。
それに河津清三郎は相変わらずの棒読み口調。

それと月丘夢路が劇中で「美人、美人」とはやしたてられていたが、そこまで強調する程の美人とは思えない。
少なくとも、劇中のセリフである「男なら誰でも魅力を感じる女性」というのには疑問符が残る。

しかし、本作のバッドエンドはなかなかの後味!
あそこで都合良く結ばれないのは、かえってスッキリとしていて、私にとっては好印象を残した。
にじばぶさん [映画館(邦画)] 7点(2008-11-15 01:37:43)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.63
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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