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《ネタバレ》 台湾のニューウェーブといわれるツァイ・ミンリャン監督の作品を初めて鑑賞。
いやぁ、これが思った以上に良かった。 台湾映画的な、距離を置いた視点を保ちつつ、現代社会に生きる人々の孤独や憂鬱を至極客観的に描く。 そこでは物質的な豊かさに充ちているが、人々はそれに反して心にポッカリと穴が開いているのだ。 そういった内容を、一人の女と二人の男という登場人物を使って、自然に巧く描いている。 この監督の作品をもっと観てみたい。 そう思わせるだけの傑作だった。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-03-06 21:14:06)
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