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《ネタバレ》 ツァイ・ミンリャンが本作の後、何本か映画を撮れたのは合点がいく。
ツァイ・ミンリャンはデビュー作で最高傑作を作ってしまったからだ。 これだけの作品を最初に発表したら、そりゃあ評価を得て次々と映画を撮る機会に恵まれるだろう。 だけどおそらくこのデビュー作を超えることは出来なかった。 それだけこの作品の出来は素晴らしい。 台湾の都会の空気。 どこか空気は澱んでいる。 そこで若者は目先の快楽をむさぼる。 そこに将来の希望なんてありゃしない。 刹那な快楽と暇つぶし。 そんな若者たちをセリフ少なく映像で表現した紛れもない傑作。 (=映画は脚本が命では決してない) 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-02-09 20:36:56)
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