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《ネタバレ》 一番印象的なシーンは、宮沢りえが駅の反対側ホームから消えたと思いきや、階段をゆっくりと降りてくるシーン。
このシーンは、ハッと息を呑む印象的なシーンだった。 横領したお金で楽しんだところで、その楽しいひとときは偽物にすぎない。 偽物だから、いつ終わっても当たり前だ。 いつ終わっても当たり前の楽しさだからこそ、心底楽しめる。 この理屈、筋は通ってるけど、刹那的で物悲しい。 破滅的な話なのに、どこか美しい、そんな作品だった。 儚いからこそ、美しいのかな。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-07-13 23:08:58)
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