タイトル名	夏の妹
製作国	日
上映時間	96分
劇場公開日	1972-08-05
ジャンル	ドラマ,青春もの,ロードムービー

《ネタバレ》　なんていうか不条理劇なんだけど、それなり理解できてしまう分かりやすさも併せ持った作品。
大島渚監督作品らしさは随所に見られ、特に、終盤にここぞとばかりに近親同士でキスしまくる展開なんか、まさにそれ。
もぅ、とにかく栗田ひろみとりりィ母娘二人のしゃべり方がうざい！
うざいのなんの！
栗田ひろみの７０年代アイドル丸出しの恥ずかしいしゃべり、そしてりりィの気持ち悪い敬語。
これらの気色の悪さは、大島渚がおそらく無意識に作り出した“不快”だ。
本作を一言で現せば、「不条理で不快な作品」といったところか。
私はかつて、沖縄のコザという所に住んでいたことがあるが、本作がその沖縄のコザを舞台にしているのに、沖縄らしさコザらしさがほとんど映像から感じ取れないのが不満であった。

作品のレビュー数	8件
作品の平均点	5.12点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 2 25.00％ 4 1 12.50％ 5 1 12.50％ 6 3 37.50％ 7 0 0.00％ 8 1 12.50％ 9 0 0.00％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.62
このレビューの偏差値	53.35 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値