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《ネタバレ》 見飽きたナチスもので、苦手な法廷サスペンスときたら、もう楽しめませんという感じだったが、コスタ=ガヴラスの圧倒的な力に、そんな先入観は吹き飛ばされてしまった。
後半にいくにしたがって緊張感は増していき、実の父親が残忍な獣であったと娘が知る場面は、思わず唸ってしまった。 だけど、これって少し綺麗ごと過ぎやしないか?! 今まで自分を育ててくれた父親を、いきなり死に追い込むだろうか? 確かに父親が若い頃に犯した罪は鳥肌モンの許せない過去だろうが、実際に自分に対して愛情を持って育ててくれた父親でもあるわけで、こんなにいとも簡単に死に追いやることができるだろうか? そこには、弁護士としてのプロ根性が介在していた、と考えれば合点はいくが・・・ 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2013-02-11 01:05:04)
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