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嘆きの天使(1930) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 嘆きの天使(1930)
製作国
上映時間107分
ジャンルドラマ,ラブストーリー,モノクロ映画,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 単純は話にも思えるが、よくよく考えると、なかなか奥深い内容。

堅物の独身デブハゲおっさんが、若い女に誘惑され、あれよあれよという間に熱を上げ、教授の地位を捨ててまで求婚をしてしまう。
女は求婚を受け入れ、結婚するが、その後の扱いがひどい。
男はプライドをズタズタにされ、最後は野たれ死に。

結婚をするという設定は、さすがに合点がいかないが、この作品がうったえたいことは理解できた。
男とは愚かな生き物、女とはしたたかな生き物。

教授として、学校では立派なことを説きながら、少し女に誘惑されただけでメロメロになってしまう。
生徒の前で言っていることと、陰でやっていることがまるで違う。
例えば、会社で立派な地位にいて、立派なことを部下に言っておきながら、女の前ではまるでだらしがないという、現代にも通ずる普遍的な話。
男と女の関係性を、普遍的なテーマとして、今に伝える作品という意味では、名作たる所以を理解できる。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 6点(2016-04-01 00:36:11)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 7.47点
作品の点数分布
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515.88%
6211.76%
7635.29%
8529.41%
9211.76%
1015.88%
作品の標準偏差 1.19
このレビューの偏差値 39.68
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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