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自由を我等に のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 自由を我等に
製作国
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 ルネ・クレール監督と言えば『巴里祭』や『巴里の屋根の下』をイメージする私としては、本作も妙にハッピーな雰囲気のお祭り騒ぎ的な作品なのでは?と想像していた。

ところが良い意味で予想を裏切った。
本作は社会を風刺しながら、楽しさも健在で、それでいて友情に重きを置いた人間ドラマでもあった。

ルネ・クレールがこんな作品を撮っていたとは知らず、ずっと軽い監督のイメージを持っていた私としては、新たな発見をした作品にもなった。

チャップリンが『モダン・タイムス』を撮る際に参考にしたと言われるだけあって、どこかそのドタバタぶりが、チャップリン映画に通ずるところがあった。

序盤の脱獄から、最後に二人で去っていくシーンまで、見事なまでの仕上がり具合。
ルネ・クレールの最高傑作。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-05-28 22:08:14)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
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518.33%
618.33%
7216.67%
8758.33%
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作品の標準偏差 1.04
このレビューの偏差値 45.38
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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