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流れる のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 流れる
製作国
上映時間117分
劇場公開日 1956-11-20
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
オープニングにドーン!と登場する、田中絹代・山田五十鈴・高峰秀子の文字。
これは圧巻!
三人並びで名前がデカデカと出た時の迫力よ!
文字だけでこんなに迫力を感じるとは、いやはや、凄い三人衆だ。
邦画をそれなりに観てきた人なら、間違いなくこれだけで痺れてしまうに違いない。

しかし、内容の方はどうも面白くない。
淡々と進みすぎる。
成瀬作品にしては、凡作じゃなかろうか。

でも、各人の女優の持ち味がうまく出ていた気がする。
さすがは成瀬監督だ。
互いに存在感を殺し合うことなく、それぞれの登場人物が力を発揮していたのが見事だ。

それにしても、杉村春子の奮闘ぶりには、敢闘賞を与えたいくらいである。
上の大物3人衆を向こうに回しても、ひけをとらないどころか、食っていたようにさえ感じた。
にじばぶさん [DVD(邦画)] 6点(2008-11-30 20:13:58)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 7.78点
作品の点数分布
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6521.74%
728.70%
8730.43%
9626.09%
1028.70%
作品の標準偏差 1.38
このレビューの偏差値 40.66
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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