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リリー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 リリー
製作国
上映時間81分
劇場公開日 1953-10-06
ジャンルドラマ,ミュージカル,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 不器用な男が純真無垢な少女に惚れる。
だけど不器用だから、人形劇を通して想いを伝える。
少女はなかなか気づかない。
だけど最後は気付いて・・・

うーん、現実には、こうはうまくいかない気がする。
無骨だったり、不器用だったりする男は、気持ちは伝わったとしても、相手にされないのが現実世界の厳しさ。
表面上は不愛想で無表情だけど、自分への愛を感じ取り、好きになってくれる女性など、そうはいない。
絶対にいないとは言わないけど。

不器用な男の内面を理解してくれる女性が、もしいたとしたら、それは女神だろう。
(大概は、本作のマークの様な愛情表現豊かな男にもっていかれます。もしくは、不器用でもモテるのは、ごく一部のイケメンです。)

その女神を、おそらく男性目線で描いた、理想絵巻。
そこに人形劇をからめての、幻想的なまでに美しい物語。
とにかくピュアで、美しい映画だ。
愛情表現が苦手な男性諸氏に、勇気と希望を与えてくれる映画!
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 6点(2016-04-18 18:37:30)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 7.70点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.64
このレビューの偏差値 8.54
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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