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人間の條件 第六部 曠野の彷徨 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 人間の條件 第六部 曠野の彷徨
製作国
上映時間104分
ジャンルドラマ,戦争もの,シリーズもの,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 何ていうか、これは凄まじいという他、言い様がない。
仲代達矢はただでさえ目を剥いている顔つきだというのに、それを更に鬼気迫る勢いで目を剥かせているから、背筋が凍る様な迫力を感じる。

はっきり言って、後味は悪い。
あそこまで愚直にタフに頑張ってきたのに、妻の幻影を見ながら力尽きなくても・・・と思う。
11時間も見せておいたら、生はんかな落とし方では、落とし前がつかないのかもしれないけど、あの終わらせ方は虚しすぎる。
虚しい、悲しい、惨め。
それが全てのラストだ。

戦争の酷さを伝える映画として、これ以上うってつけの日本映画は他には無いであろう。
だが、それだけに、観た後の虚しさは計り知れないものがある。
ぐったりと日曜の午後に見終えた。
明日から元気に働けるかな?
いや、きっと働ける!
私には、「雨風をしのげる我が家がある」のだから。
にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-04-03 17:58:15)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 7.67点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
516.67%
616.67%
7533.33%
8426.67%
9320.00%
1016.67%
作品の標準偏差 1.25
このレビューの偏差値 45.71
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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