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幕末太陽傳 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 幕末太陽傳
製作国
上映時間110分
劇場公開日 1957-07-14
ジャンルコメディ,時代劇,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 かつての華やかな遊郭を舞台に、グランドホテル形式で、今みても華やかなスターたちがきらびやかに出てくる、人を喰った味のある喜劇。
建物の意匠のおもしろさ(実在した相模屋に忠実だそうで)、遊郭の風俗、女優のきれいさ、男優のスターっぷりなど、まさに娯楽映画感がいっぱい。

監督の初期構想通りに、ラストシーンを現代(昭和32年)につなげていたら、最初の赤線廃止前の北品川の紹介シーンとキレイにつながったのに、とすこし残念に思う。

この映画公開の翌年は、東京タワーができて、皇太子ご成婚があって、などなど、あきらかに日本が変わる年。その前に、すでに滅んだもの、まもなく滅び行くもの、そしてこれからも変わらないもの、をカメラにおさめた監督の感性に、共感をおぼえる。
せいさん [レーザーディスク(邦画)] 8点(2012-06-26 00:30:35)
その他情報
作品のレビュー数 77件
作品の平均点 7.70点
作品の点数分布
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100.00%
211.30%
311.30%
445.19%
522.60%
679.09%
71722.08%
81722.08%
91519.48%
101316.88%
作品の標準偏差 1.80
このレビューの偏差値 50.93
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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