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《ネタバレ》 久しぶりにドラゴンボールのアニメ映画を見ましたが、けっこう楽しめました。簡潔にまとまっていて見易いです。ひと通り主要キャラクターが出てきますし、神龍の登場もストーリーの一つのキモになっていますし、ドラゴンボールの世界を感じるには丁度良い内容だと思います。裏を返せば、物足りなさもありました。ストーリーの進行がほぼブルマの誕生パーティ会場だったのでもっと場面に変化が欲しかったです。ピラフ一味が登場して懐かしさもありましたが、がっつり出てきてドラゴンボールをくすねようとする大役があった割にはあっさり見つかって、別にメインストーリーとは全然関係なかったのでカメオ出演程度でも良かったような気がします。その分もっと他のキャラたちのバトルが見たかったです。悟空の戦闘がメインになるのは当然ですが、それにしても今回は悟空以外のキャラがほとんど戦わない、戦ってもビルスにあっという間にやられてしまう状態なので、もう少しバトルでの活躍が見たかったです(ベジータはかっこいい見せ場がありましたが)。それだけ敵との差があるという描写なのも分かるんですが、せっかくCGで見応えのあるバトルシーンになっていたので、せめて各キャラの必殺技(気円斬とか魔貫光殺砲とか気功砲とかドラゴンボールには魅力的な必殺技がたくさんある)は見せてもらいたかったです。ベジータの歌とダンスや超サイヤ人ゴッドといった原作の設定を覆すようなやり方は、原作者が直接関わった結果ならではだなと思います。個人的にその辺り肯定的に見れたので良かったです。それと悟空が結局勝てず終いで、ビルスも勝ったけど悟空を認めて帰るという終わり方も良かったですね。
【Nerruc】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-04-17 09:43:35)
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